第三試合(メイン):雨宮佑香&大石リナ VS 犀川あやめ&松田琉菜
エースを決めると大会前にCEOが宣言したせいか、雨宮と犀川への歓声は多かった。
最も注目されていたのは、本格的にプロ活動を始める大石リナである。
この日、一番の声援を浴びていた。
雨宮は序盤からエルボーで攻めていく。その激しさに観客も驚きの声を上げた。
空手の有段者である犀川も蹴りで反撃する。
エース争いを印象付けたシーンだった。
大石と松田の対決は同じ高校出身繋がりで期待されたが、松田の巧みなサブミッションに大石は苦しめられる。
第一ラウンドは松田の優勢勝ちという所か。
犀川と松田のコンビネーションはテンポが良く、意外にも大石が攻め込まれる展開となった。
打撃をさばき切れず、犀川のローキックに苦しめられる。
だが、攻撃を受け切った所で大石が反撃に出る。
雨宮とのダブルドロップキックも決め、犀川をコーナーへ。
得意技のスティンク・フェイス、通称パラダイス・ロストを決めると大歓声に包まれた。
フラフラになった犀川を雨宮がエルボーで追い込む。
大石が松田を捕まえている隙に、雨宮はスタナーを炸裂させ、そのままピンフォール。
エース決定戦は雨宮に軍配が上がった。
○雨宮&大石(16分8秒 体固め)犀川×&松田
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