第二試合:大石リナ&白浜樹里 VS 松田琉菜&桐谷かすみ
大石の事を意識していないと語っていた松田だが、この日は相方の桐谷が捕まった。
白浜のジャンピングネックブリ―カ―で桐谷は戦闘不能に。
孤立した松田は、白浜のショルダータックルを受けダウン。
そこへタイミング良く大石が丸めこみ、3カウント。
大石が直接松田からフォールを奪う、まさかの結末となった。
○大石&白浜(13分05秒 回転首固め)松田×&桐谷
第三試合(メイン):雨宮佑香 VS 犀川あやめ
旗揚げ前からエース候補と呼ばれた二人が、シングル戦で激突した。
安定してエース街道をひた走る雨宮に対し、犀川は序盤から蹴りで攻めてゆく。
ローキックの連打からハイキック。これがまともに顔面を捉え、雨宮は膝から崩れ落ちた。
カウント9で立ち上がったものの、このまま試合が終わるのではと思わせる程であった。
雨宮は徐々に反撃へ転じるものの、犀川の蹴りをさばく事ができず苦しめられる。
しかし初披露のラリアットが犀川へタイミング良く決まり、今度は雨宮がダウンを奪った。
ここから雨宮が大攻勢をかけてゆく。
粘る犀川は防御に徹し、雨宮が仕掛けようとするスタナーを何とか防ぎ続けた。
だが雨宮は、一本背負いの要領で犀川の懐へ入る事に成功。
そのままスタナーを決め、3カウント。
直接対決で雨宮がエースの座を揺るぎないものにし、開幕シリーズを終えた。
○雨宮佑香(12分48秒 体固め)犀川あやめ×