花ぐはしシリーズ第三戦 ―2013年04月20日(※2013年04月21日、録画放送)―
第一試合:若木真衣 VS 葉月沙弥子
デビュー戦以来の二期生対決は、若木の勢いを象徴するかのように、試合の主導権を握ってゆく。
そのまま蹴りの連打で終わりかと思われたが、グラウンドの展開に移った瞬間、葉月が下から三角絞め。
若木は動く事が出来ず、しばらく耐えたものの、タップアウト。
まさかの逆転勝ちに、第一試合から客席が沸いた。葉月は、この試合が初勝利となる。
×若木真衣(07分11秒 三角絞め)葉月沙弥子○
第二試合:冬月弓 VS 犀川あやめ
結果を出せず、後が無い冬月は、犀川とのシングルに望みを託す。
再び新人時代の水着を着用し、初心に返ったという冬月だが、得意技の三日月蹴りすら、カウンターのサイドキックで破られる始末。
最後は、犀川のダイビングヘッドバッドで、あっさりと3カウントを許してしまった。
客席からは、ブーイングも起こらず。むしろ哀れむ様子がうかがえた。
×冬月弓(12分05秒 片エビ固め)犀川あやめ○
第三試合:桐谷かすみ VS 乙瀬深雪
飛び技の多様で、脚の痛みを訴えていた桐谷だが、試合にもその影響が表れた。
乙瀬のローキックで、動きが止まり、何度もダウンを取られてしまう。
初披露となる乙瀬のアキレス腱固めで、桐谷は悲鳴を上げながらギブアップ。
本調子で無かったとはいえ、シングル戦での不安定さが、改めて浮き彫りとなった。
×桐谷かすみ(11分30秒 アキレス腱固め)乙瀬深雪○
第四試合(メイン):松田琉菜&大石リナ VS 雨宮佑香&山吹響子
最終戦、松田とのシングルを残している雨宮と、今シリーズ絶好調の山吹が、松田&大石の「最強」コンビに挑んだ。
序盤から山吹は、完全に自分のものとした掌底で襲いかかる。
大石も簡単には引かず、張り手で応酬。激しい攻防が繰り広げられた。
このタッグ戦で弾みをつけたい雨宮であったが、松田を前にすると大苦戦。
リバーススラムで乱暴に落とされ、中盤以降は勢いを無くしてしまう。
終盤、ローンバトルに近い状態となった山吹は、粘り続けたものの、回転足折り固めで、大石に丸めこまれる。
松田が雨宮を打撃で痛めつけているうちに、3カウントが入った。
シリーズ最終戦を前に、雨宮は良い所を見せられず。客席から、失望する声も聞かれるほどだった。
松田琉菜&○大石リナ(18分29秒 回転足折り固め)雨宮佑香&山吹響子×