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新月シリーズ第二戦 ―2012年7月7日―

第一試合:桐谷かすみ&大石リナ VS 山吹響子&松田琉菜


松田の巧みなリードが光り、山吹が桐谷を追い詰める。
しかし桐谷は回転エビ固めで大逆転の3カウント。歓声を浴びた。
カットに入った松田を止めた大石は、決着後もヒートアップ。
前回とは打って変わり、張り手の連打を浴びせるなど興奮状態だった。

○桐谷&大石(9分31秒 回転エビ固め)山吹×&松田

第二試合:犀川あやめ VS 乙瀬深雪


空手とキックボクシングの経験を持つ二人の対戦となったこの試合。
序盤から打撃の攻防が続く、格闘色の強い展開となった。
高校総体出場経験もある犀川が有利と思われたが、カウンターで乙瀬のミドルキックを左脇に喰らってしまう。
動きの止まった犀川は防戦一方。最後は跳び膝蹴りから乙瀬が3カウントを奪取。
エース候補が二連敗を喫する結果となった。

×犀川あやめ(10分11秒 片エビ固め)乙瀬深雪○

第三試合(メイン):雨宮佑香 VS 白浜樹里


エースに指定された雨宮と、旗揚げでの試合が評価された白浜とのシングルマッチ。
エルボーやショルダータックルで真正面からぶつかり合う展開が繰り広げられた。
白浜はエアプレーンスピンといった古典技で雨宮を追い込んでゆく。

白浜は脚を集中的に攻めエースを苦しめる。
だがエルボー連打で雨宮が流れを変えた。抱え込み式バックドロップで逆転。
粘る白浜は、旗揚げ戦の決め技であったネックブリ―カ―ドロップを狙うもかわされる。
すかさず雨宮はスタナーを炸裂させた。

大の字で倒れている白浜から、完璧な3カウントを奪取。
苦戦しながらも雨宮がエースの座を守り、試合内容もメインに相応しいものとなった。

○雨宮佑香(15分13秒 体固め)白浜樹里×