篠薄シリーズ第四戦 ―2012年10月20日(※10月22日、録画放送)―
第一試合:白浜樹里 VS 山吹響子
前回のメインで松田相手に善戦した白浜は第一試合で山吹と対戦。
今の内にトップ戦線へ近づきたい山吹は、掟破りのエアプレーンスピンを仕掛け、白浜の調子を崩しにかかる。
終盤、今度は白浜が山吹を肩へ担ぐ。しかしエアプレーンスピンには行かず、初披露のアルゼンチンバックブリーカー。
山吹は耐えきれず、すぐさまギブアップの声を発した。
○白浜樹里(6分51秒 アルゼンチンバックブリーカー)山吹響子×
第二試合:犀川あやめ VS 桐谷かすみ
シングル初対戦となる両者の試合は、動きの激しい展開となった。
犀川の蹴りを跳んでかわし、外れたものの桐谷が回し蹴りを仕掛ける場面も。
桐谷がコーナー最上段からフライングボディプレスを仕掛けると、犀川は下からニ―ルキックで迎撃。
派手な展開に場内も沸いた。
最後はダイビングヘッドバッドで犀川が勝利。
桐谷の動きに触発されたのか、この日の犀川はいつもと違うレスリングを見せつけた。
○犀川あやめ(11分22秒 片エビ固め)桐谷かすみ×
第三試合(メイン):松田琉菜&乙瀬深雪 VS 大石リナ&雨宮佑香
自らのレスリングに悩んでいる乙瀬が志願したタッグマッチだが、大石&雨宮組は序盤から攻め立てる。
特に大石はリベンジを狙っている為か、松田へ対抗意識をむき出しに。
だがタッグの戦略に長けた松田は、乙瀬への指示で展開を有利に持ってゆく。
乙瀬がコーナーで待機する雨宮へ跳び膝蹴り。
その隙にリングインした松田は延髄切りで大石にダメージを与える。
大石が孤立した所を、乙瀬の蹴りが連続で決まる。
側頭部へ蹴りで大石は半失神に追い込まれた。
ダウンカウントが進み、客席からざわめきも。
ギリギリで立ち上がった大石は、なおも蹴りで襲いかかる乙瀬の懐へタイミング良く入り込み、回転首固め。
松田を雨宮が止めている間に、大逆転の3カウントが入った。
試合に敗れた乙瀬の動向が注目される中、これが答えとばかりに無言で松田と握手をかわす。
これで松田の下には犀川、乙瀬の二人が加わった事になる。
松田琉菜&×乙瀬深雪(17分19秒 回転首固め)大石リナ○&雨宮佑香